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ホームケア
技術統括・毛髪理論講師の「荒木」がプロ視点でホームケアの方法を解説します。(不定期更新)

ヘアカラー後のお手入れ

白い髪、いわゆる白髪を染める時は、髪の色が白なので染料(色)だけを入れれば髪を傷めずに染めることは出来るのですが、ほとんどの人が白髪だけでなく、黒髪も混ざっています。明るめのヘアカラーをする場合、髪の中にあるメラニン色素を分解してから色を入れる必要があります。

明るめのヘアカラー剤は、髪の中にあるメラニン色素を分解してからヘアカラー剤に含まれているジアミン色素が発色して色がついていきます。このメラニン色素を分解(ブリーチ)する時に、メラニン色素だけを分解すれば髪のダメージは少ないのですが、メラニン色素だけでなく、パーマをかける時に一番重要なケラチンやタンパク質も分解してしまうので明るめのヘアカラーをする時は注意が必要です。

ヘアカラーでのダメージを軽減する為には、染める時にタンパク質を分解したケラチンPPTを入れたり、明るめのカラー剤にはアルカリ剤と過酸化水素水も多く含まれているので、染めた後に残留しているアルカリ剤を中和させたり、過酸化水素を分解する必要があります。

ホームケア

染めた後は、ご家庭でのケアーが一番重要です。
染めた後のお手入れで重要なのは、
①ヘアカラー用のシャンプー剤を使うこと
②トリートメント剤は失われたタンパク質を補充できるものを使うこと
③仕上げ用の保護剤を使うこと
染めた直後は髪の中で分解されたタンパク質や、安定していない色素が髪の中には残っていて、この時、洗浄力の強いシャンプー剤を使うと髪の中で分解されてしまったタンパク質や、安定していない色素等が流れ出てしまい髪が傷んでしまいます。

シャンプー剤はアミノ酸やタンパク質を含んでいるものや、活性剤がアミノ酸やタンパク質で出来ているものを使うと良いでしょう。

トリートメント剤も何でも良いわけではなく、タンパク質や油分が多く含まれているトリートメントを使うとダメージを軽減できます。リンスやコンディショナーをヘアカラー直後に使ってしまうと染めた色が流れ出やすくなりかえって傷んでしまいます。トリートメント剤はしっかり選びましょう。
仕上げの時には洗い流さないトリートメントを使うと良いでしょう。

ヘアカラー後に紫外線にあたったり、ドライヤーなどの熱にでもダメージにつながるので、紫外線や熱から護れるものや、タンパク質やアミノ酸等を多く含んでいる洗い流さないタイプのトリートメント剤を使ってヘアカラー後のダメージを軽減しましょう。